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乾燥肌にとって一番大事なものは・・・・セラミドだ!

2011年07月20日 22:42

自分が敏感肌だとか、乾燥が気になるって人は最後までよーーーーーく読んでほしい。

ここ最近、「科学的・化学的知識や検証に基づいた正しい皮膚の知識」の重要さを本当に痛感してる。

美容関係の方と話す機会がこの4月ぐらいから多いんだけど、たとえば「うちのオイルクレンジング、メイクアップ品に入っているシリコーンとのなじみをよくするために揮発性シリコーンを配合してまして・・」とかいうと「え!揮発するシリコーンってあるんですか。知らなかった!肌に残らないってことですよね」といったように、やっぱり深いところに行くと、難しいみたいで・・・
シリコーンにも超いろんな種類があって、皮膜となるものと揮発して肌に残らないものもあるんだけどね・・・


で、去年一年あまりそういう技術的なことをブログに書いてこなかったんだけど、なんというか、勉強してるとそれだけ無知を痛感させられるし、みんなこのぐらいのことわかっているんだよね・・という前提でいただんだけど、実際のところ一般の方っていうのは技術的な話に触れることっていうのはほとんどないわけなので、そういうのを私が書かないでどうする!と思い、またドSさんの超技術的なブログに触発されたのもあり、これからもりもり書いていきたいと思います。
なるべくデータとかもだしながらわかりやすく書いていくけど、まぁ難しいしあんまりおもしろく書ける自信はない・・・だけど、自分の肌のためと思って読んでいただけたらうれしいです。


まず、私は 乾燥肌に一番大事なのはセラミドだ とずーーーっと言っているのは知ってるよね(笑)


セラミドっていうのは細胞間脂質の約半分を占めている物質なんですが、


細胞間脂質が少ないと、外部からの刺激に弱くなるだけでなく、

水分を維持できなくなるんです!!!



この実験は、肌をアセトン/エーテル溶剤で処理したデータ↓


セラミド
(2005年10月FJより)


皮脂は処理1分以内にほぼ溶出されるけど、細胞間脂質の溶出はすくなく、皮膚水分量の低下も認められない。
んが、20分程度処理して細胞間脂質を多く溶出させると、


皮膚水分量の低下は数日間続く。

さらに、その肌に

皮脂成分を塗布しても回復が認められなかった。

しかし、皮膚から溶出してとりだした細胞間脂質成分を再度塗布すると皮膚水分量の上昇&落屑(がさがさ肌)の減少がみられた。



一度細胞間脂質が減少しちゃうと、油塗ってもだめなんす。
細胞間脂質の主成分、つまりセラミド塗らんとだめなんですわ。


さて、じゃあこのセラミドなんですが、原料でいうと「セラミド1」とか「セラミド3」とかっていう「まんまセラミド」というものがまずある。昔は動物の脳みそとかからとってたとか。
でもこのセラミドの難点は



水にも油にも溶けにくい



ってことなんだなーだから化粧品に入れにくいったらありゃしないわけ。

んでだ、セラミドに糖をくっつけた形が、植物などにあることがわかったりして、そういうところから抽出した原料があって、そういうのは化粧水なんかにもよくつかわれている。
アクアベルタに入ってる「コメヌカスフィンゴ糖脂質」なんかもそれ。でも、どっちかっていうと、アクアベルタは肌のセラミド合成を促進させる「ナイアシンアミド」つー原料に重きをおいてんだけどね。
ナイアシンアミドは、カネボウのインプレスとかにも入ってるし、SK-2 とかにも入ってるね。うちは2%配合してます。
医薬部外品だと「ニコチン酸アミド」っつーなんかかわいくない名前になってるよ(笑)


んで、さらに、花王なんかは「疑似セラミド」っつってセラミドの構造によく似たものを作ってたりする。
長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドとかって名前だけど、「キュレル」にもりもり入ってる。クリームには8%も入ってるらしくて、その割にすごく価格は控えめなので、もうこの成分の配合製品はキュレルに任せておこうと思う(笑)


あとは、味の素が開発してるアミノ酸系疑似セラミド「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」とかかなーこれは結構いろんな製品に入ってるよ★私も今度のリップ製品に採用させてもらった。


まぁね、セラミドがすごく大事なのは業界では常識なのでいろんなのがでてるんだけど、たとえばセラミドとかコレステロールとかを人間の細胞間脂質に似せて作られたプレミックス原料とかもあって、データとかすごいいい感じなんだけど、中にアニオン系界面活性剤が入ってたりしてチーン。とかあったなぁ・・・
(私はアニオン系界面活性剤を塗りっぱなしのスキンケア商品に入れるのは好きじゃない。化粧下地だったら、脂肪酸と水酸化Naとかがいっしょに入っててあーこれちょっとばかし石鹸になっちゃってるなーというものでも、肌あれしなければOKとしてしまうが・・・笑)


あと、何度も言いますが、敏感肌の人はオーガニックとか植物系にいっちゃダメですよ。


植物はある意味で、ハイリスクハイリターン


ですからね!


もーほんとに多いんだ。敏感肌なので、オーガニック使ったのに肌あれしたんです・・・って人。

敏感肌の人は大手の敏感肌用が安全と思うよ。花王のキュレルもいいし、資生堂のd-プログラムとかさ。
あとはファンケルもいいね。ファンケルは原料会社さんからすごく評判いいよね。なんつーか、「真面目」な会社らしい。

とかいってまた他社製品をオススメしたけど・・・お肌の基礎体力あげたい人はセラミド合成サポートと、常在菌バランスを健やかに整える弊社のアクアベルタをオススメしますよ(笑)



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コメント

  1. こころ | URL | -

    Re: 乾燥肌にとって一番大事なものは・・・・セラミドだ!

    アラフォーにもなろうかという年齢もあり、
    セラミドという成分がいいのでは〜??と思っていたのですが、
    原液を買うのも…と取り入れずいました。

    真理子さんのお話はいつも説得力があって勉強になります。
    ありがとうございます☆

    エラスチンはどうなのでしょうか?
    今度、エラスチンも取り上げて頂けたら嬉しいです☆

  2. まみ | URL | -

    Re: 乾燥肌にとって一番大事なものは・・・・セラミドだ!

    アクアベルタはどれくらい持ちますか?

    あと30過ぎて毛穴のひらきがすごく気になってます。
    鼻の毛穴は仕方ないとして気になるのは頬の毛穴です。
    油分がおおいわけではなくどちらかというと水分足りないので
    化粧水パック後はふっくらしてるのですがすぐにひらきます。
    こういう場合どうすればいいのでしょうか・

  3. ゆみこ | URL | VbyVX6Wk

    Re: 乾燥肌にとって一番大事なものは・・・・セラミドだ!

    いつも拝読しています。
    今回の記事、私も信頼しているセラミドについてということで興味深く読みました。

    私の中で「セラミドと言えば花王」だったのですが、疑似セラミドとは初耳です。それは果たして良いのですか?なにか弊害はないのでしょうか。なにか花王に騙された気さえします(笑)。

    よろしければ疑似セラミドについてもう少し説明を頂けるとうれしいです!

  4. ひろこ | URL | 1O2DPKrI

    Re: 乾燥肌にとって一番大事なものは・・・・セラミドだ!

    笹本さんはじめまして。
    笹本さんって素敵な方だなと思いながら、長らく静かにblog読者してますひろこと申します。

    お恥ずかしながら未だにTough & Beautyの製品を手にした事はないのですが、VOGUE JAPANのビューティーディレクターである麻生綾さんのblogにて、オススメ製品としてTough & Beautyのウォッシングクレイとクレンジングが紹介されていましたよ!
    これからも多くの人に喜びを与えるお仕事、頑張って下さい。

  5. mariko | URL | -

    Re: こころさま

    セラミドの原液で売られているモノっておそらく水溶液だと思うのですが、その場合「コメヌカスフィンゴ糖脂質」とかが多いと思います。
    こういった原液モノを追加するよりも(何%の水溶液かにもよりますが)、キュレルの方が効率的にセラミド様成分を補給できるのではないかと、私は思います・・・

    エラスチンについては、エラスチンの何についてお知りになりたいですか?


  6. mariko→まみさま | URL | -

    まみさま

    > アクアベルタはどれくらい持ちますか?

    重ねてつけて頂く仕様なので、お客様によってだいぶ変わりますが早い方で1カ月、持つ方は数カ月かと思います。平均的には1,5カ月~2ヶ月ぐらいでしょうか。

    毛穴は加齢によって広がることがありますが、毛穴についてまだ商品を考えていないので、深い勉強をしておりませんので、どうすれば効果的かと言う事はお答えできません。すみません。
    一般的に寒い地域の方は比較的毛穴がキュっとしているように思うので、「冷やす」というのは一定の効果があるのかもしれませんね。

  7. mariko→ゆみこさま | URL | -

    ゆみこさま

    いつもみてくださってありがとうございます。

    確かに、花王のサイトを見ると「セラミド機能成分」って書いてありますね(笑)

    私の理解では、擬似セラミドつまりセラミドと同じような化学式を持つ成分を肌に塗布すると、セラミドと同等、もしくはそれ以上の保湿効果があるという事で、それ以上でもそれ以下でもありません。

    擬似セラミドは肌にとっていいのですか?とのご質問ですが、塗布することで肌のガサガサがなくなったり、かゆくなくなったり、しっとりするという改善があるのなら、それはどんな成分でも肌にとっていいことだと私は思います。それが弊害とは思いません。
    逆に絶対に安全と誰かがお墨付きをしているものでも、肌に塗ってガサガサしたり、しみたりすればその人にとって、それは弊害以外のなにものでもありません。
    肌にとっていいということはその人それぞれによって違います。

    私は花王の人間ではありませんし、絶対に大丈夫!等々お墨付きを与える資格はありません。
    より、深い情報が知りたいのであれば、ゆみこさまが花王さんに問い合わせるのが一番いいと思いますよ。
    それは誰のためでもなく、ゆみこさまが納得するためにその方がいいと思います。




  8. mariko→ゆみこさま | URL | -

    Re: Re: 乾燥肌にとって一番大事なものは・・・・セラミドだ!

    はじめまして。

    そうなんです!麻生さんに書いて頂いて、本当に感謝感激なのですっ!!
    うれしいですね~!!!

    これからもマイペースでがんばります!

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