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ポリマーとシリコーン

2012年08月03日 15:15

ポリマーとシリコーン、このふたつは結構自然派化粧品ブランドとかがいっしょくたで「NG」みたいに言っているんで、混同している人が多いと思います。

ちなみに私もポリマーとシリコーンいっつも一緒に語ったりするので・・・すみませんね。

で、今日はポリマーとシリコーンの違いを少し。

まず、そもそも論からして、ポリマーというのは「ものがいっぱいくっついた状態」を表す名称であります。

ちなみにそのひとつひとつのものを「モノマー」と言います。



↑モノマー


●●●●●●●●●
↑ポリマー


ただこれだけの事です。
なので、アミノ酸のポリマーはたんぱく質 なわけです。

ということで、「ポリウレタン」とか「ポリエステル」とかの「ポリ」の意味わかりますよね~?
ポリウレタンはウレタン結合がいっぱいという事です。
化粧品の表示名称でも「ポリ~」とかでてきますよね?それも一緒です。何かがたくさんくっついている。ただそれだけの事なので、「ポリマー」というだけで拒否反応したりするのはおかしいわけです。


ちなみにポリマーは基本的に皮膜形成剤として化粧品では使われている事が多いんですけど、この皮膜形成っていう言葉にも拒否反応出す人がいますけどね、皮膚呼吸できないとか言ってるのは間違いで、網タイツみたいな感じをイメージしていただくと近いかな。

ポリマーがあることによって、例えば粉類を肌に伸ばした時に満遍なくキレイに伸ばすことができたり、モチをよくしたりすることができます。
粉っていうのはすぐに凝集したりダマになったりしやすいのですが、ポリマーを入れるとそういうのが防げたり。
あとは、乳化を安定させるためにもポリマーは使われます。

あとは、洗浄剤の中に入っているポリマーね。
シャンプーでいうと「ポリクオタニウム-10」とか。これ、カチオン化セルロースの事なんですけど、こういうポリマーいれるとすすぎの時に指通りがよくなります。
指通りなんていいからポリマーやだ!という方いらっしゃるかもしれませんが、摩擦で髪って傷むので、すすぎ時の指通りや摩擦を減らすっていうのは必要な事だと私は思います。髪は一度傷んでしまったら終わり。肌のように修復機能はありませんから。

「グァーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド」とかも同じ感じですので~こっちはグアーガム由来ね。

あと、ボディソープとかにポリマー入れると洗浄剤の刺激を軽減させてくれるなどなど、いいこともあります。
だもんで、オーガニックやナチュラルブランドがポリマーを嫌うあまりに、こういう刺激を軽減させる的な要素も
無視してしまう事は少し残念なんですね。私は。

ま、毎回言う事だけど、「○○が危険」とかではなくて、「どんなものも、使い方を間違えなければOK」なのですよ。


で、シリコーン。


元素のSi(ケイ素)で、この名称がシリコン。
で、このSi(ケイ素)と酸素がポリマーになったものがシリコーンです。(はい!ここでもでてきたポリマー!もうわかりますよね?たくさんくっついてる状態ですよ)

えーっと、○○メチコンとかって名前ですね。 オイルクレンジングシトラスのところで散々言ってますけど、シリコーンは揮発するものと皮膜つくるものがあります。
揮発するものは当たり前ですが揮発するので肌には残りません。

●●メチコンでない名前の場合を少しご紹介。

えーとヘアケアで、ドライヤーの熱によってトリートメント効果がアップする的なものってあるますよね?ヒートモイスト効果というんでしたっけ?

そういうのの一部は、熱をかけて脱水させることによってシロキサン結合をつくる仕組みになっていたりします。
シロキサン結合っていうのはシリコーンの事でやんす。
(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル~~~みたいな名前のやつがそれですね。

ま、最近はシロキサン結合とかじゃないやつも出てきていますけどね~


シリコーンの特徴はやはり「つるつるのすべり感」と「撥水効果」ではないでしょうか。
つるつるのすべり感あたりはポリマーとかとかぶりますが、撥水効果はやはりシリコーンですね。

なので、ウォータープルーフのメイクアップ、あと、ウォータープルーフとか謳ってなくてもとにかくモチのよいメイクアップ商品にはほとんど入っています。シリコーンって水だけじゃなくて、油にもなじみにくいんです。
だからシリコーンいれると、皮脂にも水にもなじみにくくてモチがよくなるというね。

日焼け止めも、海とかレジャー用は必ずシリコーン入ってるでしょうね。でないと撥水しないんで。

ただ、当たり前ですが処方の中にシリコーンを入れるってことは、この水にも油にもなじみにくいシリコーンをどうにか溶かしこまなくちゃいけないわけですよね?
そういう役割をするのが「エステル油」であり、その中でも特にシリコーンとよくなじんでくれる油剤を使ってるのが オイルクレンジングシトラス で、だからメイク落ちがいいのですよ♪

そして、最近はスキンケアの美容液やクリームなどにも結構な割合で入っています。
まぁこれも皮膜作るので、閉塞感による浸透促進効果とか、あと塗った時の感触がいいとかもあるんでしょうけど、シリコーン塗ると肌がツヤっとみえるので、そういう効果も狙っているんでしょうね。
でも私はスキンケアにはシリコーンいりません派です。メイクしてるみたいで気持ち悪いからです。

あと、シリコーン大活躍なのがやはりヘアケアですね~
最近はノンシリコーン系が大流行ですけど、シャンプーはすすぎ時の摩擦防止のために配合され(ポリマーと同じ感じでね)、トリートメントでは髪に「つるすべ感」を出すために使われています。

特に・・・・トリートメントでは「アモジメチコン」ね。ノンシリコーン派の私が言うのもなんですが、これ最強ですよ。髪つるつる。

ちなみにトリートメントでシリコーン使わないとなると、髪を「いい感じ」にするのが実はかーなーりー難しくて私も相当苦戦しております。

シリコーンがダメなら油剤を大量に入れて髪に潤いを!と思いきや、カチオン界面活性剤くんがねー大量の油を入れると乳化が安定しなかったりするんですね~い。
だもんで、うちのフレグランス ディープトリートメント ヘアオイルをトリートメントに混ぜるといいよ♪っていうのは、トリートメントを即席で油分リッチにしてくれるからなんですよ♪しかも、うちのヘアオイルはアミノ酸由来のセラミド様成分も入ってるから、補修効果もアップするというね。


と、ポリマーとシリコーンの違い。というかそれぞれの働きご理解頂けましたでしょうか?


どの原料も必要だからこの世にあるんです。「危険」とかいって思考停止してはもったいない。
合言葉は「適材適所」ですよ♪

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