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ダズリングヘア スカルプシャンプー その2

2013年06月06日 13:49

さて、昨日の記事で、グルコシド系の洗浄剤は、



洗浄力もありつつ、キューティクルを傷めにくく、肌にも優しい



とお話しました。


そんなにいい条件そろってるなら、なんでみんな使わないの・・・・??と思いますよね??



原料の価格が高いからです(笑)



ドラッグストアみたいに、もう価格競争がし烈なところで勝負しようっていう商品にはまず採用されないでしょうね。
このように化粧品の多くは「売ってる場所」によって使ってる原料の違いがでてくるんですよ。
安く売るためには、安い原料使うしかないからね・・・・

これは私も化粧品業界に入って痛切に感じたこと。あーやっぱり自分を大事に思うなら、ある程度のコストかけないとだめなんだなーって(笑)


今回シャンプーで採用した洗浄剤は、「デシルグルコシド」の他には、「ココアンホ酢酸Na」なんてのもあります。
これは、まぁベビーシャンプーなんかでよくつかわれる両性界面活性剤ですね。

あとは、オイルクレンジングシトラスでおなじみの脂肪酸とグリセリンでできた界面活性剤「ラウリン酸ポリグリセリル-10」です!

このラウリン酸ポリグリセリルも数社作っているんだけど、泡立ちなどがすぐれたメーカーのものを採用しています。
食品原料としても使える安全性がウリです。原料会社さんからの資料をお見せしましょう。
(原料会社さんの資料ってやっぱり、自分達の原料売るためのものだからその辺のところはご理解お願いしますね。)


洗浄力もアニオン界面活性剤なみにあります。


sunsoft1.jpg

sunsoftM-12J・・ラウリン酸ポリグリセリル-10(うちが採用)
10G-L・・・・・・今までのラウリン酸ポリグリセリル-10
AGTEA・・・・・・ラウロイルグルタミン酸TEA
LBA・・・・・・・ラウロイルメチルアラニンNa
LES・・・・・・・ラウレス-3硫酸Na
Beatin・・・・・ラウリルベタイン



タンパク変性試験。


sunsoft2.jpg

soapっていうのはいわゆる脂肪酸石鹸です。LESと比べても、SOAPと比べてもタンパク質変性が低い。
石鹸だけが安全で、他は合成界面活性剤だから危険!と吹聴してる石鹸信者の方にはぜひこういうデータ見てほしいんだよね。石鹸はいいところもあるけど、万能ではないよ。


こちらは細胞毒性試験


sunsoft4.jpg

AGTEA・・・・・ラウロイルグルタミン酸TEA
APG・・・・・・ラウリルグルコシド
betain・・・・ラウリルベタイン
LBA・・・・・・ラウロイルメチルアラニンNa
AMT・・・・・・ココイルメチルタウリンNa
LES・・・・・・ラウレス-3硫酸Na


あれ?marikoが推してたグルコシド系のラウリルグルコシド細胞毒性どーよ?と思った貴女へ。このあたりのデータの読み方がポイントなんですが、こういうデータに関しては、私はLBAとかAMTとかのアミノ酸界面活性剤とほぼ同じというところでヨシとするんです。TEAは使いたくないからね。
こういうデータでは、sunsoftM-12Jがダントツなのは当たり前じゃないですか。だってこの原料を売りたいんだもん(笑)
だから、そのほかの部分を読む力って大事だと思うんですよね。


また、万能な界面活性剤なんてありません。どれも程度の差こそあれ、メリットもデメリットもある。


だからこそ、界面活性剤って、組み合わせがとても大事なんです。


シャンプー鑑定サイトが勉強不足だなって思うのが、そのポイント。もう「ラウレス硫酸Na」とかでてきた時点で「はいだめ!」ってなってる事が多いけど、実はそんなことはない。
ラウレス硫酸Naとアミノ酸界面活性剤を組み合わせると刺激が緩和されるし、
このラウリン酸ポリグリセリルにもそんな効果がある。

sunsoft3.jpg


何度も言ってますが、界面活性剤って、洗浄力と肌への刺激のバランスが難しいわけですよ。

でも、いくつかの界面活性剤を組み合わせる事で、それぞれの欠点を軽減できたりするわけです。

だから、界面活性剤の数を数えて、「界面活性剤多すぎる!NG!」とかっていうのも、化粧品の処方をまるでわかっていない人が書いているとしか思えないので、信用に値しません。

ひとつの界面活性剤をたくさんいれるよりも、いくつかの界面活性剤をブレンドした方が、より幅広い汚れに対処できるし、結果的に全体の使用量を減らせたりもするんです。


これは、洗顔後の肌の水分量のグラフ。

sunsoft5.jpg

sunsoftM-12J >ラウレス-3硫酸Na >石鹸> ラウリルベタイン

ですね。
まぁsunsoftM-12Jが一番いいのは当たり前なんだけど(笑)このデータだけだと、石鹸よりもラウレス硫酸Naの方が優秀という・・・

私個人的にはですね、脂肪酸石鹸好きではないです。(石鹸とは形の事ではなくて、「脂肪酸×水酸化K・水酸化Na」の処方の事ですよ。市販の洗顔フォームもほとんどこの脂肪酸石鹸タイプです)

でも、石鹸を否定するつもりもありません。それで肌の調子がいいならかえる必要もない。

ただ、「石鹸だけが安全」だと思い込んで石鹸使ってるけど、肌の調子悪い!とか、乾燥が止まらない!とか脂がですぎてべたべたする!って人は、一度石鹸をやめてみて・・・というのが私の願い。
海外の敏感肌ブランドなんかは「ソープフリー処方」とかわりとあるし・・・・

もちろん万人に合うワケじゃないけど、洗顔をウォッシングクレイに変えて肌が劇的に変わった!って人大勢いらっしゃるんだもん・・・


おおおおーーーーっと話しがそれてしもたけど。



うちのシャンプーに採用した界面活性剤についてのお話でした。


ちなみに、今回の記事ででてきた「ラウリン酸ポリグリセリル-10」などの「ポリグリ系」と呼ばれる界面活性剤も・・・すごくいいのはわかったけど、なんでみんなもっと使わないの?って・・・・



値段高いからです(笑)



ぶはは!!!


でもうちは、オイルクレンジングシトラスにもシャンプーにも採用(笑)


値段うんぬんよりも、いいもの作りたいから!!!


だって、この私が使うんだから、いい原料使うのは当然でしょ!!!おほほ~~~


続きます。


marikoプロデュース スキンケア: http://www.mistral-cosme.com/
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