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incosmetics 2014 最新化粧品原料などなど

2014年06月29日 23:17

つい最近フランスの原料メーカーさんのところに出張いってきたのですがね・・・

そういや・・・4月のドイツのincosmetics(インコスメティクス)の事もまるっと書いてなかった・・・と思いまして。

年間を通してヨーロッパ、アジア、今年はブラジルでもやるみたいなんですが、基本一番盛り上がるのは、4月に行われるヨーロッパ。
化粧品原料ってヨーロッパの会社が多いのでね。

今年は、ドイツのハンブルクで行われまして。

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毎年参加されている方から話を聞くと、今年はわりとこじんまりだったとか・・・
やっぱりパリ開催とかの方が盛りあがるみたい・・・まぁ、基本出展者さんも半分遊びに来ている感じですしね・・・(笑)

そんな状態とまるで逆の私は、開催がドイツだったから行ったといっても過言ではないぐらいで、この2年ぐらいずっと行ってみたいな・・・と思っていたのですが、「え!!今年ドイツ?行く!」ってなった初参加の私。
もうなんなら、ただただドイツに行きたいっていうね。そのぐらいドイツって好きな国で。とにかく街の感じが好き。


メッセがあるダムトーア駅

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どうでもいい話なのですが、私がドイツについた翌日からルフトハンザの大規模ストがありまして、3日間まったくルフトハンザが飛ばなかった。
一日遅かったらどうなっていたか・・・ヨーロッパって・・・ストという恐ろしい不可抗力があるので、本当に余裕をもってというか気長にいかないとね・・・
ま、私は運よくまぬがれたのですが、もちろん予定通りこれなかった人とか、帰れなかった人とかわんさかいたでしょう・・


話を戻しますが。
基本的に、ヨーロッパの会社の原料は、ディストリビューターさん(代理店、商社さん)が輸入して、それをうちが(正しくは工場が)買うという商流なので、私がこの原料展に行っても直接原料を仕入れたりするわけではない・・・基本、ヨーロッパの原料トレンドなどなどをいち早くリサーチするみたいな目的で私は行きました。

で、特に毎年注目しているのが、アワードのノミネート原料ね。
今年のイノベーティブアワードのノミネート8原料はこちら。

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はい。みなさんから見るとちんぷんかんぷんですよね。

各社のブースとは別に、アワードノミネートブースみたいなのがあって、そこにこんな感じで原料が紹介されてるんですよー

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イノベーションアワードでは、今年は、

1位がガテフォッセ社のEMULIUM® MELLIFERAという機能性乳化剤(界面活性剤)、PEGフリー

2位がインデュケム社のRedensyl®という育毛成分

3位がリポテック社「塗るボトックス」として有名なアルジレリンとロイファシルというシワ用のペプチドミックス原料


でした。

でもさ・・・1位が超地味・・・・

普通は「本気でシワ消すぜーー今までのアプローチとは違う方法でやっちゃうよ!」とか「環境汚染ストレスから肌を守るぜ!環境ストレスでもめっちゃ老化するからね!」とか、いわゆる有効成分などが受賞することが多いので、「え?乳化剤?」という感じでした。

乳化剤とかって「基材」と呼ばれるんですが、化粧品の基礎骨格の部分の成分の事です。
いわゆる油とか乳化剤・界面活性剤やトロミを出すための増粘剤などなどが基材と呼ばれます。

ぶっちゃけ、化粧品ってこの基材でどんな油選んでるかとかどんな界面活性剤使ってるかとかが超大事で、肌に合うか合わないかのほとんどは、有効成分ではなく、この基材次第なので、正直大事なのはだんぜん基材なんですけどね。

でも、イノベーションアワードで、しかも1位が基材というのが、個人的には「まさかの基材かーい」って感じでした。

あと・・・育毛剤はね・・・毛包幹細胞に着目したっていうものなんですが、最近ドイツの大手メーカーとかでもスカルプケアの原料でましたーとか言ってたし、ちょっとブーム?

3位のは・・・3位はなんか・・・もともとある原料をミックスしたものなので、個人的には「うそーーーん、イノベーティブではないやん。あわせただけやん。」感がすごくて。

あと、シワ対策ペプチドだったら、アルジレリンよりもシンエイクの方が私、好きなんです。ペプチドの働き方が。
シンエイクってあの「蛇毒の模倣ペプチド」ね。

でも、リポテック社のアイセリルっていうペプチドは、アイパーフェクションに入ってまーす!
目の下のたるみ(水分たるみタイプ)に効くっていう原料です。

あと、おおぉ!って思ったのが、ビタショットに配合しているビタミンCのデメリットをケアする「ビビリウム(ルリゴクラクチョウカ種衣エキス)」、この原料が昨年のPCHiという中国のパーソナルケア展示会の美白アワードを受賞したと、この展示会で知りました。

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覚えてます?

ヘモグロビンの分解過程のビリルビン。

これ、「酸化」によって分解される。つまり、ビタミンCなどの抗酸化剤を塗ると、分解されずに黄くすみやクマの原因になることも・・・

ビタミンCなどの抗酸化剤が働いている状態でも、ルリゴクラクチョウカ種衣エキスを配合すると、ビリルビンが分解される。
んでもってさらに、コラーゲン産生も増やし、顔色を整える原料です。

この原料と出会ったからこそ、ビタミンCのデメリットまでもケアできるならミストラルでもビタミンC製品つくろう!と思ったので。
おもしろい原料を探す嗅覚が、トリュフ探す豚並みにキレキレのmarikoです。

ビタショットのポイントは、ダイレクト型のビタミンCで、さらに濃度が高めということだけではなく、ビタミンCのデメリットもケアするというところなんですよ~


まぁ後はですねー、引き続き人気のテーマは「厳しい環境で育つ植物や、微生物(プランクトン)からとったエキス」には人間の肌にもいい影響をもたらすはずーっていう感じの「スパルタン環境系」や、

持続性考えると植物エキスよりも酵母由来の原料の方が地球にやさしいっしょ!とかっていう「サステナビリティ重視系」、

効き目。とにかく効き目。っていう「鬼ペプチド系」などなどですかね。

この3つのテーマは今後ミストラルでもどんどん取り入れていく予定ですのでお楽しみに。

これはうちわの話なんですが、最近中国の化粧品表示名称対応のために、表示名称(化粧品の裏にのる全成分名)がおかしなことになるケースが多くて、超ヤダ。


ハンブルグの街並みなどなどはまたの機会に。


ではでは。


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