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ニキビと赤ら顔を科学する 2

2015年10月21日 20:03

ニキビと赤ら顔のお勉強会ネタその2。

近頃、医学の分野でもマイクロバイオームなんていう言葉がちょっと流行っていますが、皆さんご存知でしょうか?

マイクロバイオーム=細菌叢(さいきんそう)と読みます。

これは、生物がひとりひとり持っている細菌の分布の事なんですが、

例えば、無菌のラットに、肥満ラットの腸内細菌と普通ラットの腸内細菌をそれぞれ移植すると、同じ食事をしていても、肥満腸内細菌を移植されたラットはやっぱり太る・・・みたいな事が実験されています。(ざっくり聞いただけだからこまい所間違ってるかも)

つまるところ、健康な人の腸内細菌叢を移植することで、病気が治るかも~的な事が最近ホットに研究されております。


でです。ニキビです。


そもそも、ニキビの原因とされるアクネ菌はどの人も持っている皮膚常在菌ですが、
岡山大学で、人の鼻の角栓を用いアクネ菌の種類を細かく調べたところ、


ニキビ患者とそうでない人の アクネ菌の分布バランスが違ったそうです。


これ、言ってる意味わかります??アクネ菌ってひとつじゃないんですよ。
大腸菌と一緒です。大腸菌っていろいろいて、私たちのお腹にもそれはそれはたくさんの種類の大腸菌がいますよね?
で、大腸菌の中でも、o-157みたいに超ヤバイやつもいたりする。
ひとくちに大腸菌といってもいいやつも悪いやつもいる。というわけで、アクネ菌もそうらしい。

アクネ菌の一部(RT4.5)はニキビ患者に多くて、ノーマル肌はほとんど持ってない。

でも逆にRT6はノーマル肌しか持ってない。ニキビ患者はほとんどRT6は持ってない。

みたいな事がわかったそうで。

つまるところ、アクネ菌の中のRT6を増やして、RT4/5あたりを減らすような何かがわかれば新しいニキビ治療のアプローチになるかもね的なお話。


最後に「赤ら顔」について。


赤ら顔というのは、欧米では結構悩んでいる人が多くて、赤ら顔対策のコスメなんかも割と売ってたりするんですが、日本ではあまり認知されていないですよね~

皮膚科でも誤診が多そうです。だって皮膚科の先生が「まじ微妙で正直診断難しい」って言っちゃってたし。

なーんで顔が赤くなるのか?理由は様々ですが、一通り書いてみます。

●アトピー(日本の人口の10%ぐらいいらっしゃるとか)

●光線過敏症(紫外線アレルギーですね)

●接触皮膚炎(化粧品アレルギー等)

●脂漏性皮膚炎(常在菌真菌マラセチアが関与する皮膚炎)

●酒さ (血管拡張による赤ら顔・リンゴほっぺ)

●ニキビ

●膠原病

●ウイルス性(麻疹・風疹・伝染病)

●ホルモン(更年期的なやつ・・・)


もう最後文字大きくしちゃったもんね・・・更年期・・・おそるべし更年期・・・


で今回は、「酒さ」の診断のむずかしさというところがトピックだったわけですが、


酒さの病因は不明 だそうで・・・


まぁだから診断難しいのよね。で、なんでややこしいかというと、


誤診して、ステロイドを処方すると悪化するから です。


んで、とりあえず今のところ。とりあえず今のところのデータを見ると、アゼライン酸クリームで治療した場合、酒さ特有のたんぱく質が減少したことが確認されていて、内服薬「レチノイド」も酒さには効果がありそうだということでした。


で、最後にこの発表をした東北大学の山崎先生に、ほかの皮膚科の先生が


「あの・・・・本当に酒さの診断って難しいんですけど、これを言われたら酒さを疑えっていうのあります~??」


と質問があって


「うーん・・・・確かに酒さの診断は難しいですけど、特徴は ほてり かな」


ということでした。


まぁでも、そのほてりも更年期の赤ら顔とかもたぶんほてってるし、これは確かに難しいな~と思いました。



本当に本当に最後に私から一言。

日々皆さんとやりとりをさせていただく中で、皆さんご自身の肌荒れには


「明確な原因があるはず」

「医者の診断は絶対」


というふうに思われている方が多いな・・と感じます。
ただ、今回のお話を読んで、皮膚科医も診断に迷う事がある。
そして、肌荒れの原因は様々であって、つきとめるのは容易ではない。

ということがお分かり頂けると思います。

全てを信じすぎない事。(皮膚科医のレベルも様々・化粧品メーカーの考え方も様々)

治療は柔軟に。(2週間~1か月試して改善しないなら次の方法みたく、自分で期限を決めるといいかも)

完璧を求めすぎない事。(私たちは年をとりますから、赤ちゃんの頃みたいな肌になるのは絶対ムリ)




皆さんよろしいでしょうか。なんで私の肌こんななの?なんでこれしきのこと、治らないの?と思ったらハゲのことを思い出しましょう。

こんなに科学が発達しても、ハゲの原因や治療だってまだまだで、世の中に薄毛で悩んでる方はあふれているわけです。


ハゲが治らないなら、まぁしょうがないか。


ぐらいおおらかな気持ちでいることも必要ではないかと思います。心理ストレスも肌荒れの原因だからね!


あと、肌荒れしたら、鏡みないことも大事でーす。触らない。見ない。
できものをねー無意識に触ってる人多いんですよ。ついつい触っちゃう人は、スクラッチノート(いつ掻いちゃったかを記録)書いてみてね♪
触ると治るものも治らないから、注意しましょうね。


それでは!


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