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洗顔後の常在菌について考える~長崎国際大学准教授 野嶽先生に聞いてみた~

2016年02月02日 18:17

先日の池上彰さんの「今年の細菌・ウイルス大疑問」ご覧になりました~??

私も大変興味深く見ていたのですが、番組の中で


自分の美肌菌を培養して、それを塗ることでよりよい肌を目指す!


という新しい美肌ケアとして、長崎国際大学の野嶽先生がご出演されていました。



で、それを見ていて、



洗顔後に美肌菌は洗い流される



とあって・・・・・



お???元々は私もそう思っていたけど、数年前の香粧品学会で洗顔してもそこまで菌数変わらないよというのを聞いて、
えーーーー??そうなの!?と思った記憶があるなぁ・・・・↓
http://jibunkoujyou.blog19.fc2.com/blog-entry-1985.html


とおもって、もう一度その文献を読み返してみて・・・うーんうーんと考えてて・・・・





あ。ダメ元で野嶽先生に聞いてみよう。




と思い立って、野嶽先生にメールして聞いてみました。
ざっくりと内容はこんな感じ↓学会の資料も一緒に添付しました。


初めまして。わたくしは東京でスキンケアメーカーを営んでおります笹本と申します。
以前より、皮膚常在菌については個人的に大変興味を持っており、先日の池上さんの番組も興味深く拝見いたしました。

わたくしも、洗顔で常在菌が洗い流されるということから、洗顔後にいかに表皮ブドウ球菌(善玉菌)を増やしていくかということを重視していたのですが、数年前の学会で、洗顔してもたいして菌数は減らないよという内容を聞き、衝撃をうけたまま現在に至ります。
(内容は添付いたします)

資料内で、洗顔後のブドウ球菌についても言及されていますが、菌種が黄色ブドウ球菌なのか、それとも表皮ブドウ球菌なのか、むしろ「spp」なのでどっちも?なんて疑問もあるのですが、野嶽先生のご研究において、洗顔で表皮ブドウ球菌が洗い流されてしまうということを何か文献等で残されていらっしゃいましたら拝見できないでしょうか?

お忙しいところ、大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。




私のメールの意味わからないと思うので説明しますと、


学会での発表では

ブドウ球菌「類」の数を図っていました。

美肌菌は「表皮ブドウ球菌」
悪玉菌は「黄色ブドウ球菌」

両方「ブドウ球菌」なんですよね~。資料を読んでも、どちらかということは書いていなく、ブドウ球菌類で終わっているので、どっちもということなのかなー?と思っていた・・

という意味です。



もうね、てめー誰だよ状態ですよ。どこの誰だよ的なぶしつけメールなのに・・・・・



なんと野嶽先生から返信を頂きまして!!!!



お忙しいでしょうに、なんてやさしいーーーーー!!人格者!!!



こんなにご丁寧にご返信頂きました。



長崎国際大学薬学部の野嶽です。
このたびは、丁寧なメールをいただきましてありがとうございました。(←本当は上記よりももっと書いてお送りしてます。)

私たちの美肌菌研究にご関心をいただきまして感謝いたします。
これまでの学会や化粧品展示会等において、高い評価をいただいてましたが、
テレビ放送の反響の大きさに改めて驚いているところです。

さて、洗顔の菌数への影響に関する資料をありがとうございました。
興味深く拝読いたしました。
文章中には「洗顔」の条件が記載されていませんでしたので、どのような洗顔方法が実施されたかは不明です。
いわゆる「日常的な一般的な洗顔」を想定しているんだと思います。
普通に洗顔する場合は菌数に大きな影響を及ぼさないことを示す一方で、
ゴシゴシと必要以上に強く洗ったり、回数を増やして何度も洗ったりすると影響は出るのではないか、
という疑問には答えていないと思います。

実は、今回の池上さんの放送ですが、実験協力した半分の内容が時間の都合でカットされています。
これには、うちの大学で12名の女性を対象とした洗顔実験のデータが含まれています。
おそらく、笹本様がご関心ある部分ではないでしょうか。
私たちの実験では、強度の強い条件下では、S. epidermidisの検出数が洗顔によって30%程度に減少しました。

総合的なことは不明ですが、
「洗いすぎは皮膚表面に生息する美肌菌的には良くない」ということが示されたと思います。
私たちの実験では、皮膚表面に生息するS. epidermidisのみを実験対象とした遺伝子解析を利用しました。
テレビ向けの実験だったのですが、せっかくの結果なのでどこかの雑誌に投稿しようかな、と思っています。






ご返信を頂いた時に「ところで、先生のところでの洗顔はどういう洗顔で行ったのかしら?」という疑問があったので、
もう一度伺ってみたところ(しつこくすみません)



私たちの実験では、「3回手往復洗顔/秒×20秒×2セット」の洗顔前後に、美肌菌を計数・比較しました。
洗顔剤は1mL使用しています。
もう少し過酷な条件にしても良かったかな、と後日になって思いましたが、
これくらいの洗顔でもとの30%程度の美肌菌数になるというのは、一つの目安になると思いました。
美肌菌は皮膚表層に生息していますので、行き過ぎた洗顔以外にも、
例えばピーリング処置の場合にも美肌菌数に影響を与えるのではないかと思います。





とこれまたご丁寧に返信を頂きました。野嶽先生本当にありがとうございます!!


さて、結局のところ何かというと、


洗顔すると、表皮ブドウ球菌は30%程度に減る


ということです。
30%減るんじゃないですよ?


30%になるんです。70%オフされちゃうんです!


しかも、先生の実験では、善玉菌の「表皮ブドウ球菌」を測っていらっしゃるので、これはかなりわたくしにとって新たな発見!


やはり洗顔で表皮ブドウ球菌は減るんだ・・・・


と思いました。


ということで、わたくしの中では


洗顔後美肌菌減るよ!



あれ?減らない??



やっぱり減るんだ! ←イマココ


という感じになっております。


ただ、美肌菌は減るにしても、あの学会の資料から、他の菌はもしかして残るという可能性もないわけじゃないので
ともすると、

洗顔後、美肌菌は減るけど、悪玉菌はしぶとく残りまくる

ということも考えられなくない、
というか、基本的に、悪玉菌が多くなってるとこれを覆すのって結構大変なことなので、そうなってたら怖いなー

と思いました。


あ!でも、健やかな肌のために、洗顔料を使った1日2回の洗顔推奨!と皮膚科の林先生はおっしゃってますのできちんと洗顔しましょうね!!


洗顔でキーとなるのは、菌だけじゃないですから、むしろ酸化した皮脂を洗顔で洗うのはどの肌にも大切なことです!
肌の上で酸化した皮脂(過酸化脂質)はほんとロクなことしないですから、私は朝洗顔料使わないのもよほどの事がない限りおすすめしていないです。


で、洗顔して善玉菌が減ってもいいように(?)、アクアベルタには元々、肌の善玉菌が心地よい環境を作り出す「バイオエコリア」という成分を入れています。
全成分上では「グルカンオリゴサッカリド」で、善玉菌を活性化し、善玉菌テリトリーを強化するという成分です。
(このテリトリー争いが肌の運命を握っています)

ニキビやアトピーには様々な要因があって、一概に菌が原因!とも菌をどうにかすれば治る!とも言いにくいですが、
現象として、アトピー肌には悪玉菌である「黄色ブドウ球菌」が多かったり、ニキビ肌は「アクネ菌」の一部が多いという事実はあるわけで・・・

皮膚の上の菌やバクテリアに着目したケアすることはニキビやアトピーでなくても重要な事だと思います。


これからもミストラルでは、様々な研究を積極的に取り入れて、よりよいスキンケアに役立ててまいります!


野嶽先生、本当にありがとうございました!!!
野嶽先生が提唱する「美肌バンク」はとても面白い試みなので、ぜひご覧になってくださいませ。



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